フルーツ・ベジタブルカービング 中級
2022年3月30日
最終更新日時 :
2022年9月26日
株式会社 英林堂
食材への華麗な彫刻

フルーツ・ベジタブル・カービングは東南アジアのタイ王国に伝わる伝統芸で、タイ宮廷料理の飾りに用いられます。果物や野菜を小さなナイフ一本で繊細な草花に彫り上げ、食卓を華やかに彩るとともに、おもてなしの気持ちを表します。
身近な果物(スイカ、メロン、リンゴなど)や野菜(ニンジン、ダイコン、キュウリなど)をカービング専用ナイフ一本で、下書きせずに花や葉に彫り上げるのが特徴です。
「魅せる青果」は、食卓の芸術

の起源は古く、今から700年以上前のアユタヤ王朝にまで遡ります。
一人の妃が灯篭流しの儀式の飾りにカービングを施したのが一番古い記録とされており、その後カービングは宮中女性のたしなみとして代々親から子へ受け継がれてきました。現代では男女の区別なく広く行われるようになり、タイ宮廷料理の飾りには欠かせないものとなっています。
平松 佳子 |
●JTECS((財)日・タイ経済協力協会)友の会会員 ●食品衛生責任者 ●教員免許(中学・高校/英語) 東京を中心にカービング講座を開くほか、テレビや雑誌、イベントでも活躍中。 |
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